リトミックとは?ーリトミックについて知ろう

'21.07.18

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リトミックって?

リトミックはジャック=ダルクローズが提唱した音楽教育理論です。

リトミックの面白いポイントは、「筋肉」からアプローチして脳に働きかけて音楽能力の基礎を身につけるということです。

どういうことなのか、まずはリトミックの目指す全体像を見て見ましょう。

 

ジャック=ダルクローズの音楽教育体系

リトミック三本柱は、

①リズム(リズム運動)→ここだけの要素を切り取ってリトミックと呼んでいる所も多くあります。

②ソルフェージュ

③即興

です。

 

どうしてリトミックが生まれたのか?

 ジュネーブで音楽家養成のために教えていたダルクローズは、楽譜を正確に読むことや書くことができるような 「読譜/記譜 」訓練や、演奏のテクニックを身につける「技能」訓練だけでは、音楽能力を養うことが不十分な技能訓練システムだと考えたため、違うアプローチからの音楽教育を考えました。

 

 

音楽と筋肉

 「知覚」は、脳と筋肉からの感覚との『相互作用』で生まれます。

学びの初期段階では、身体と脳が平行して発達しており、印象や感覚を絶え間なく伝え合っています。

そのため、音楽を「聴覚」による知覚だけではなく、

筋肉感覚や神経系全般の「力動的な知覚」によって、

 

『身体的なリズム感覚』を養うことが重要だとダルクローズは考えました。

 

 

そこで、『聴覚』と『筋肉感覚』を同時に鍛えていく協調訓練によって、

 

音楽において何よりも重要な「内的な音楽的感覚」を高めようとしました。

 

 

 

「感性は感覚から生まれる」

 音楽を知覚した時にすぐに身体を動かして筋肉が反応することで脳に刺激を与えると、脳の中に心像(イメージ)を持つことができます。

 

音を聞いた時の筋肉の感覚が高まれば高まるほど、心像(イメージ)も、より明晰に明確になります。

 

そのことで、リズムや拍子に対する感覚を高め、そこからさらに、音の高低やダイナミクスなど音への細やかな機微を感じ取ることが可能になります。

 

つまり、私たちは音を聞いてすぐにそれを身体で反応することによって、音に対する脳の感覚が高まり、それによって音楽の感性が高まります。

 

音やリズムに対する「感覚」を研ぎ澄ます体験によって、音を「聴く力」や音を「想像する力」を養うことが、全ての音楽能力の基礎となります。

 

 

ダルクローズの音楽教育の狙いと最終的に目指すこと

ジャック=ダルクローズの音楽教育体系

 

リトミック三本柱は、

①リズム(リズム運動)→ここだけの要素を切り取ってリトミックと呼んでいる所も多くあります。

②ソルフェージュ

③即興

でした。

 

それを、言い換えると、

 

    ①筋肉感覚と聴覚を協働させるリズム運動の訓練で内的な音楽的感覚を身につけていく

 ②自らの声でその感覚を確かめながら表現し、同時にその声を自分の耳で確かめる訓練を積み確立させていく

 ③その結果として、自分のアイデアを音楽で表現する即興演奏で、「聴くからだ」から「演奏するからだ」へと発展させていく

ことができるようになるための教育体系です。

 

 

 

先のブログでおはなししたように、

 

 

『即興』とは

 

基本のスキルを使って自分の感性を最大限に活かして創造することができる力。

そして、それを他者とコミュニケーションして新しいものを創造していくことができる無限に広がる能力です。

 

 

音楽は世界共通の言語です。世界の様々な人へ音楽を通して自由に表現したり、刺激を与えあって創造する、

その力は、決して音楽だけに止まらずに、生きる上でも大事な考え方だと思っています。

 

 

【えいごリトヨガ】でのリトミック

 【えいごリトヨガ】では、その時々の季節に応じたテーマに合わせて、想像力を膨らませるような教材やアクティビティや親子ヨガでリズム運動に取り組みます。

 

ただ機械的に音にビートを合わせていくリズム運動も、音を限定的なイメージに固定化させるのも、単調で飽きてつまらない!

 

生徒さん親子が、どんな反応をするかワクワクしながら、講師である私の想像力もたくさん使ってレッスン内容を組み立て、それに合わせて音楽だけでなく教材も創作しています!

 

レッスンの様子は、ウェブサイトのBlogInstagramYouTube等で不定期にアップしています。

 

ご興味のある方はどうぞご覧ください!